2012年05月

2012年05月29日

第30回 北河内ジョイントフェスティバル出演

爽やかな5月の風、初夏の趣きを感じる5月13日(日)
広々とした淀川太間公園で、
大阪労働連合北河内地区協議会主催の
第30北河内ジョイントフェスティバルに出演させて頂きました。

30年もの長きに渡り開催されているとの事で
出店も30〜40店、軒を連れ、焼きそば・うどん・カレーライス・
おでん・串焼き・ビール等々や屋台には欠かせないコーナーがズラリ!!

晴天に恵まれお客様も500〜600人位かな?
実に大勢の方が集まり催しに参加、日曜日のひとときを楽しんでおられました。
その中で約30〜40分河内音頭・江州音頭を取らせて頂きました。
一番舞台は清風の江州音頭、二番手は扇楽得意ののぞき節、
河内音頭最終は私のラップ江州で締めさせて頂きました。
清風が歌い出しますと三々五々踊り手が集まりすぐ輪ができ、
さながら盆踊り光景を味わいました。

「夜取る音頭が大半ですが、真昼に取る音頭もこれまた乙なもんですね。」
と扇楽の弁。

時間通りに進められていましたが思わぬアンコールに
9名全員音頭冥利に尽きました。
主催者側の皆様より今迄に無い盛り上がりでしたと
感謝のお言葉ねぎらいのお声を頂き無事大役を果し安堵致しました。
主催者の皆様・観客の皆様方ありがとうございました。


喜久丸

saboin at 13:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック

2012年05月06日

野崎詣り

こんにちは。清風です。

一昨日、師匠に「野崎詣り」に連れて行ってもらいました。野崎詣りは大阪府大東市、野崎観音のある慈眼寺が5月1日〜8日の間に催すおまつりで、お染久松の悲恋物語の舞台として有名ですね。

野崎詣りは屋形船でまいろ

東海林太郎のヒット曲「野崎小唄」に誘われて参道に入れば、文字通り、押すな押すなの人の波。その人ごみを押し分けて本堂を抜ければ、ゴールデンウィークの雑踏をよそに、お染と久松の墓がひっそりと佇んでありました。永遠を誓えど叶わなかった二人の愛の儚さ、美しさは時代を越えて我々の胸を打ちます。

師匠も野崎詣りは10年ぶりとのこと。その間に周りの風景や雰囲気も随分と変わっているそうですが、何百年の時の流れを経ても、お染久松が残した「香り」のようなものはいつまでも在り続けるのではないかと思いました。

浄瑠璃、お芝居でもお馴染みのこの物語を、この度、師匠喜久丸が江州音頭に脚色し直し、「創作江州音頭・お染久松恋心中」として完成させました。歌謡曲を織り込み、静香姉さんの新しい持ちネタとして艶っぽい声を聴かせてくれています。是非一度お聴き下さい。

「残す紅梅久作屋敷、今も降らすか春の雨」、唄の文句をそのままに、一昨日も小雨がぱらついていました。境内を出て振り返れば、相合傘で歩くお染と久松を見た気がしました。

neko-no-tadanobu at 10:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック